【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ドル建て現物相場の上昇を受けて 買い優勢で始まった。序盤の買い一巡後は上げ一服となった。パラジウムの商いは成立 しなかった。 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが50〜114円高、プラチナミニが 50.5〜341.0円高、プラチナスポットが92円高、パラジウムが出来ず。 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが2048枚、プラチナミニが360枚、 プラチナスポットが1042枚、パラジウムが0枚。 【NYプラチナはリスク回避や金軟調が圧迫】 プラチナはリスク回避の動きや金軟調が圧迫要因になった。トランプ米大統領がイラ ンに戦争終結で合意を迫ったことを受けてリスク回避の動きとなった。ただ米大統領は 19日にイラン攻撃を予定していたものの、複数の中東諸国からの要請を受けてこれを 取りやめたと明らかにした。 ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)の四半期報告によ ると、第1四半期は8トンの供給過剰となった。南アの季節外れの好調な生産や、プラ チナETF(上場投信)、取引所在庫からの資金流出が背景にある。ただ2026年は 9トンと前回予測から2トン増加し、4年連続の供給不足が予想されており、第1四半 期のトレンドは年内に反転するとみられている。地上在庫の減少や地金・コイン需要の 増加、ガラス生産能力の拡大による需要増加が背景にある。トレヴァー・レイモンドC EOは「プラチナのファンダメンタルズは、依然として投資家にとって魅力的である。 市場は供給不足の状態が続いており、中東における地政学的な逆風にもかかわらず、プ ラチナの需要は十分に安定している」と述べた。 プラチナ先限は1万0082円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇が支援要因に なった。円相場は1ドル=159円前後まで円安に振れた。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1988.20ドルから、ドル安 一服を受けて売り優勢となった。 午前11時現在、プラチナは1978.50ドル、パラジウムが1408.44ドル で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1969.41ドル、パラジウムが 1401.36ドル。 MINKABU PRESS
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