[本日の見通し]石油=堅調、イラン戦争開始前も合意期待は強かった

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年10月限は堅調。前日の急落を受けて買い戻しが
やや優勢。
 米軍はイラン革命防衛隊(IRGC)の船舶2隻と、バンダーアッバスのミサイル発
射基地を攻撃した。対空防衛ミサイルの発射基地だったようで、米軍は自衛のための攻
撃だったと説明している。一方、イラン国内の報道によると、バンダーアッバス上空で
米軍の無人機3機が撃墜された。
 この攻撃後、停戦は継続していると米国は主張しているものの、米軍の空中給油機が
中東上空を飛行するなど、不穏な動きが多い。2月末から始まったイラン戦争の直前、
米国とイランの核開発協議は合意に近づいていたものの、米国やイスラエルがイラン攻
撃を開始したことで完全に破綻した経緯があり、同じような事態が繰り返される可能性
を想定しておくべき。米国はともかく、イスラエルは合意を望んでいない。
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比5.22ドル安の91.38ドルで推
移。本日これまでのレンジは89.41〜93.90ドル。
 原油10月限の予想レンジは8万1300円から8万2300円、ガソリン先限は
9万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万
0000円。
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