前週は穀物相場全体が大きく値を崩す展開になった。中東情勢の不安定化で原油相場 は底堅く推移したが、穀物相場は逆行安になっている。産地気象環境が安定しているこ ともあり、ファンドの手仕舞い売りが優勢になった。価格低下で農家の売り渋りも報告 されているが、現物市場主導で安値修正を進めるような動きはみられなかった。過熱感 も強くなっているが、大きく相場水準を切り下げている。 今週は下げ一服後の反発が打診されよう。急ピッチな値下がりが続いているが、過熱 感が強い値位置になっている。産地気象環境が安定していることを前提にしても、割安 感や下げ過ぎ感が強い。短期投機筋主導で必要以上に値下がりした環境との評価になろ う。改めて大きく買い進むような動きが想定されるわけではないが、自律反発的な動き は想定しやすい。原油相場との連動性は薄れているが、引き続き原油相場の値動きには 注意が必要。 予想レンジは、トウモロコシが400〜440セント、大豆が1080〜1160セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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