【市況】 金は大幅続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現 物相場の下げ一服が下支えになったが、戻りは売られた。銀は2月限が急落した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が631〜506円安、金ミニが 1028.5〜320.0円安、ゴールドスポットが120円安、銀が29.0円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が1万1737枚、金ミニが1万3808枚、ゴ ールドスポットが483枚、銀が1枚。 【NY金は予想以上の米雇用統計が圧迫】 金は予想以上の米雇用統計が圧迫要因になった。5月の米雇用統計によると、非農業 部門雇用者数は17万2000人増加し、市場予想を大きく上回った。市場予想は8万 5000人増。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測を受けてリスク回避の動きと なった。米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、5月の雇用統計で米国の労働市 場は完全雇用に近い状態にあることが示されたとの認識を示すと同時に、高止まりして いるインフレを抑制するためにFRBは近く利上げを実施する必要に迫られる可能性が あると述べた。 イスラエルは7日、レバノンとの停戦合意を米国が先週発表して以降初めてベイルー ト郊外を攻撃した。イスラエル軍はその後、イランから発射されたミサイルを確認し、 迎撃したと発表した。トランプ米大統領はイスラエルに反撃しないよう要求した。しか し、イスラエルはイランの軍事施設を攻撃したと発表した。 金先限は3月24日以来の安値2万2777円を付けた。ニューヨーク安や週明けの 原油高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=160円台前半の円安に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、予想以上の米雇用統計を受 けて売り優勢となった。アジア市場では、イランがイスラエルをミサイル攻撃したこと が圧迫要因になったが、トランプ米大統領がイスラエルに反撃しないよう要求したこと が下支えになり、4352ドル台まで戻した。ただ戻りは売られた。 午前11時現在、4325.25ドルで推移、銀は6776セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4448.12ドル、銀が7233セント。 MINKABU PRESS
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