金・銀午前=金は反発、米イランの和平合意の可能性で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は反発。米国とイランの和平合意の可能性を受けて買い優勢で始まった。その後
は、円安となったが、ドル建て現物相場の軟調に上値を抑えられた。銀は夜間取引で下
落した。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が431〜608円高、金ミニが
63.5円安〜610.0円高、ゴールドスポットが783円高、銀が5.4〜1.0
円安。
 午前11時2分現在の出来高は、金が1万5324枚、金ミニが1万2916枚、ゴ
ールドスポットが216枚、銀が9枚。
【NY金は米国のイラン攻撃方針が圧迫も攻撃中止で上昇】
 金はトランプ米大統領がカーグ島掌握の方針を示したことが圧迫要因になったが、攻
撃中止を発表したことをきっかけに地合いを引き締めた。米大統領は、イランとの戦闘
終結に向けた和平合意について、早ければ今週末にも署名できる可能性があり、そうな
ればホルムズ海峡の通航が再開されると述べた。一方、イラン側は合意に関する最終決
定にはまだ至っていないと反論した。イラン軍は事前の調整なしにホルムズ海峡を通航
しようとしたタンカーを阻止した。
 米新規失業保険申請件数は前週比4000件増の22万9000件だった。小幅な増
加にとどまり、労働市場が底堅く推移していることが示された。市場予想は21万
9000件だった。5月の米生産者物価指数(PPI)は前年比6.5%上昇し、3年
半ぶりの大幅な伸びとなった。一方、欧州中央銀行(ECB)は、政策金利である中銀
預金金利を2.0%から2.25%に引き上げた。2023年9月以来の利上げとなっ
た。
 金先限は2万2303円まで上昇した。米国とイランの和平合意の可能性が支援要因
になった。円相場は1ドル=159円台後半で円高が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、トランプ米大統領がカーグ
島掌握の方針を示したことが圧迫要因になったが、攻撃中止を発表したことをきっかけ
に地合いを引き締めた。アジア市場では、朝方の4215.13ドルから、イラン軍が
事前の調整なしにホルムズ海峡を通航しようとしたタンカーを阻止したことを受けて売
り優勢となった。
 午前11時現在、4186.93ドルで推移、銀は6690セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4091.01ドル、銀が6399セント。

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