NY原油市況=続落、米国とイランの暫定合意が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/07     81.40       82.42       79.70       80.75        - 4.13
  2026/08     80.50       81.00       78.45       79.44        - 3.91
  2026/09     79.78       79.78       77.35       78.17        - 3.54
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              748,723             1,982,709    ( - 19,510)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/07     326.65    -13.79
                            2026/08     322.57    -13.82
         改質ガソリン       2026/07     294.72    -10.26
                            2026/08     288.43    -10.24
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。期近2限月の前日比は4.13〜3.91ドル安。
その他の限月は3.54〜1.60ドル安。
 戦闘終結やホルムズ海峡の解放に向けて、米国とイランが覚書草案の内容を巡って合
意した。イランのガリバフ国会議長とトランプ米大統領、バンス米副大統領が電子的に
署名した。今週19日にスイスのジュネーブで署名式が行われて、すべての合意が公式
に発効する見通し。ホルムズ海峡の実質的な封鎖で日量1400万バレル規模の供給が
妨げられているが、次第に正常化すると期待されている。
 ただ、米国とイランの合意にイスラエル軍がレバノンから完全に撤退することが含ま
れている可能性が高いものの、イスラエルのネタニヤフ首相はレバノン南部の占領地域
に必要なだけとどまる方針を示している。イラン外務省は、レバノンの主権と領土保全
の尊重は米国との暫定合意の一部であると発表しており、不透明感は根強い。イランと
米国と合意にイスラエルのレバノン撤退は含まれないとの米高官の発言も伝わってい
る。なお、米国とイランの合意にパレスチナ自治区ガザの問題は含まれていないもよ
う。
 時間外取引で7月限は79.70ドルまで下落し、中心限月として4月以来の安値を
更新。ただ、通常取引開始後は買い戻しが優勢で、下げ幅を若干削った。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油安が重し。
今日の材料
・ホルムズ海峡は金曜日までに完全に解放へ=トランプ米大統領
・米国はヒズボラとも対話すべき=同上
・レバノンやシリア、ガザに制限なく駐留する=ネタニヤフ首相
・米国とイランの覚書合意にはホルムズ海峡の即時解放が含まれる=米当局者
・イランは3000億ドルの復興基金にアクセス可能=バンス米副大統領
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