きょうの為替市場、ドル円は160円台前半での推移が続いている。日銀決定会合の結果が公表され、大方の予想通りに政策金利を1.00%に引き上げた。入院治療中の植田総裁に代わって、内田副総裁が会見を行っていたが、中東情勢を巡る不透明感に言及。今回の利上げがハト派的な利上げだったとの受け止めも多いようだ。 副総裁はまた、金融政策は依然として緩和的とも述べ、追加利上げの余地を残したものの、その言い回しには切迫感が感じられなかったとの見方も出ていた。 現行の日本のインフレ状況からは、日銀が利上げを急ぐ必要性は何もない。今週に入って米国とイランの暫定合意が伝わり、原油相場も急落している中、方向感は次も利上げではあるものの、今後は成長に配慮した慎重なアプローチになる可能性も想定される。 事前の観測通りではあるものの、円高の反応はほぼ見られず、ドル円は160円台を維持。明日のFOMCの結果に対する反応次第では、円キャリー取引が進む可能性も指摘されている。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 16日(火) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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