小動き、このあとのNY市場は米独立記念日で休場=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
小動き、このあとのNY市場は米独立記念日で休場=ロンドン為替概況

 4日のロンドン市場は、各主要通貨とも小動き。ドル円は107.80近辺に膠着しており、東京市場からの107.71から107.84の狭いレンジ内にとどまっている。ユーロドルは1.1277から1.1295が本日これまでのレンジ。ユーロ円は121.57から121.72レンジにとどまっている。欧州株は限定的な値動きのなかで高安まちまち。米債券市場は休場、米株先物はほとんど値動きがない状態。米独立記念日の祝日を控えて動意薄となっている。この日発表された5月ユーロ圏小売売上高や6月ドイツ建設業PMIはいずれも弱い結果となったが、ユーロ売り反応はほとんど見られなかった。 独10年債利回りが一時マイナス0.408%に低下し、ECB預金金利(-0.4%)を下回った。債券市場ではECBの利下げを催促する流れとなっているが、これにもユーロ相場は動かなかった。米独立記念日に関連したトランプ米大統領演説が予定されており、その内容が注目されている。

 ドル円は107円台後半での取引。ロンドン市場では東京市場からの107.71から107.84の狭いレンジ内での取引が続いている。この後の米国市場が独立記念日の休場となることで、取引は手控えられている。ただ、米独立記念日に関連したトランプ米大統領演説が予定されており、その内容が注目されている。

 ユーロドルは1.12台後半での取引。ユーロドルは1.1277から1.1295が本日これまでのレンジ。ユーロ円は121.57から121.72レンジにとどまっている。欧州株は限定的な値動きのなかで高安まちまち。この日発表された5月ユーロ圏小売売上高や6月ドイツ建設業PMIはいずれも弱い結果となったが、ユーロ売り反応はほとんど見られなかった。 独10年債利回りが一時マイナス0.408%に低下し、ECB預金金利(-0.4%)を下回った。債券市場ではECBの利下げを催促する流れとなっているが、これにもユーロ相場は動かなかった。

 ポンドドルは1.25台後半での取引。1.2567から1.2591のレンジ内での推移。ポンド円は135.72レベルを高値、135.45レベルを安値として揉み合っている。対ユーロでも全く方向性は見られない。この日は特段の英経済統計の発表はなかった。政治関連や金融当局者などの発言報道もなく、無風状態となっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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