NY時間に入ってもドル円は下値模索が続いており、一時108.05円付近まで下落し、108円割れを試す展開も見られている。きょうの市場はドル売りの雰囲気は強まってはいないが、米10年債が再び2%を下回るなど、米国債利回りが下げておりドル円を圧迫している模様。 週末の米中首脳会談を無難に通過し、市場は貿易問題への懸念を一服させていたが、今度はトランプ政権による対EUへの追加関税の可能性が市場の懸念を再燃させている。 米USTRはきのう、EUの大型民間航空機への補助金を巡り、WTOでのEUとの紛争で米国の権利を行使するため追加関税の可能性がある約40億ドルの製品リストを提出するとの声明を発表した。オリーブオイルやイタリアンチーズ、スコッチウイスキーなどが挙げられている。 米中首脳会談の無難通過でドル円はきのうに引き続き108.50円水準を何度か試す場面も見られたが、またしても上値を拒まれている。そのよな中で米10年債が2%を再び下回ってきたことで、短期筋の見切売りも出ている模様。 21日線が108.10円付近に来ているが、その水準を再び割り込もうという動きが出ている。世界経済の先行きに対する不透明感も根強い中で、ドル円はリバウンドこそしているものの、上値に慎重な雰囲気を変えていない。目先は現在の21日線の水準を維持できるか注目される。 USD/JPY 108.08 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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