ユーロ円は下値模索　１２２．１０円付近に２１日線＝ＮＹ為替

　ＮＹ時間の終盤に入ってもユーロ円は下値模索が続いており、１２２．４０円近辺での推移となっている。序盤には１２３円ちょうど付近まで買い戻されていたものの、再び下値模索が強まっている。１２２．１０円付近に２１日線が控えており、目先の下値メドとして意識される。

　きょうの市場はドル買いが優勢となる中、ドル円は堅調な動きを見せているものの、世界経済への先行き不透明感は根強く、米株も伸び悩む中で、円相場は円高の動き見られる。

　きょうは６月のユーロ圏ＰＭＩ確報値が発表されていたが、製造業、非製造業とも弱い内容が続いている。ＥＣＢの緩和期待も高まっており、今月２５日の理事会での利下げの可能性も指摘されている。そのような中でユーロの上値は重い。

EUR/JPY　122.40　EUR/USD　1.1286　USD/JPY　108.46

minkabu PRESS編集部　野沢卓美

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