NY時間の終盤に入ってドル円は上げが一服しており、107.80円近辺で推移している。日本時間0時のロンドンフィキシングを通過後にドル買いが強まり、ドル円も107.90円近辺まで上昇する場面も見られた。特にドル買いの材料は見当たらないものの、四半期末に絡んだ動きが出た可能性もありそうだ。 ただ、きょうの市場は明日の米中首脳会談を見極めたい雰囲気が強く様子見気分は強い。明日の米中首脳会談は約90分間が予定されている。この時間数に市場の一部からは、事前に合意した政策の微調整を追認するだけとの見方も出ている。市場は、最終合意はないものの、今回は中国からの輸入3000億ドルに対する新たな関税発動は見送られ、今後も協議継続というのがメインシナリオとなっているようだ。 ただ、週明けの市場がポジティブに反応するかは未知数。あくまで短期的な措置で、今後も追加関税のリスクなど不透明感は長引くとの見方も出ている。ドル円も米中首脳会談を受けての週明けの反応を確認したいといったところのようだ。 来週は米中首脳会談への反応次第だが、日銀短観も1日に予定されている。予想では大企業製造業で2016年以来の低水準が見込まれているようだ。 FRBやECBが緩和姿勢に転換する中で、日銀にもその期待が高まっている。黒田総裁は先日の決定会合後の会見で、必要なら追加緩和に躊躇しない姿勢を示していた。来週の短観が予想通りに弱い内容であれば、7月末の決定会合での追加緩和の可能性も高まりそうだ。もっとも日銀の場合、緩和余地は小さくなってはいるが。 USD/JPY 107.79 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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