円売り優勢、ドル円は158円に迫る 今週はまだ介入の動き見られず=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
円売り優勢、ドル円は158円に迫る 今週はまだ介入の動き見られず=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円売りが優勢。ドル円は157.96付近、ユーロ円181.80付近、ポンド円212.33付近と本日の高値を更新し、円安が着実に進行している。先週末の協調介入後も、3日の円急伸には大規模介入の痕跡はなく(日銀の当座預金データ)、本日も介入を想起させる円買いは入っていない。介入警戒感は残るものの、円安方向への修正の動きが続いている。中東情勢の緊迫化でNY原油は82ドル台。有事のドル買いが働きやすい地合いとなっている。本邦10年債入札は不調で、金利上昇が一時円買いを誘ったが、すぐに円売りに押し戻された。ドル円の1週間ボラティリティーは11%付近と介入前よりも高水準。ロンドン勢は介入ポイントを探りながら、慎重な円売りを続けている。

 ドル円は157円台後半での取引。ここまで円売りが継続してきている。東京早朝の157.18付近を安値に、ロンドン市場では高値を157.96付近まで伸ばしてきている。介入警戒感が残るなかで、158円台を試すのかが注目される。

 ユーロドルは1.15台前半での取引。本日ここまでのレンジは1.1502から1.1519までと極めて狭い。一方、ユーロ円はドル円とともに買われており、東京早朝の180.88付近を安値に、ロンドン時間には高値を181.80付近に更新している。円相場主導の展開となっている。

 ポンドドルは1.34台前半での取引。ユーロドルと同様にレンジは1.3420から1.3447までと狭い。ポンド円は東京早朝の211.03付近から足元では212.33付近まで高値を伸ばしている。ユーロポンドは0.8574付近から0.8561付近へと軟化しており、ポンド買いが優勢。中東情勢の不透明感を背景にNY原油先物が一時82ドル台乗せとなる場面があった。ポンドは原油通貨の面もあり、買いを誘った面が指摘される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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