きょうの為替市場、ドル円は158円手前での小動きが続いている。市場では明日発表の7月の米雇用統計を見極めたいとのムードが強く、主要通貨に対してドルは狭いレンジで推移。今回の結果が今後のFRBの金融政策や米金利の方向性を左右する可能性があることから、積極的な売買は手控えられているようだ。 アナリストは、「米雇用統計が予想を上回れば、ドルは一時的に反発する可能性がある。ただ、市場がブレント原油価格は70ー100ドル程度で落ち着くと見込んでいる限り、中間選挙前のFRB利上げを本格的に織り込むには至らず、ドル高も限定的になるとの見方を示している。 一方、円相場については、持続的なリフレ環境の下で円高がさらに進むには、日銀による追加利上げが必要との見方が多い。日米当局は必要に応じて追加の協調介入を行う姿勢を示しているものの、円は依然として歴史的な安値圏にある。市場では、日銀は利上げ継続の方針は維持すると見られている一方、利上げのペースが市場の期待に届かなければ、再び円安圧力が強まる可能性も指摘されている。 また、一部ではFRBが利上げサイクルを開始し、日米金利差がさらに拡大することで、ドル円は中長期的に再び上昇基調を辿るとの見方も出ている。 テクニカル面でドル円は、200日線の直下で推移しており、この水準が目先の重要な上値抵抗として意識されている。目先は、200日線を明確に回復できるかが焦点となるが、米雇用統計が何らかのきっかけになる可能性もある。 ただし、日米当局がほぼ確実に明日の米雇用統計を注視しているものと思われる。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 6日(木) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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