【これからの見通し】落ち着いた動き続くか 世界的にサマーバケーションシーズンで取引がやや低調ななか、主要通貨は落ち着いた動きが見込まれる。7日の米雇用統計に続き、先週発表された米国の消費者物価指数、生産者物価指数、小売売上高なども弱い結果となったことで、9月の米追加利上げ期待が後退。米雇用統計前までは9月のFOMCについて利上げ期待が据え置き期待を上回っていたが、直近では据え置き期待が70%強、利上げ期待が30%弱となっている。 こうした動きを受けてドルはやや軟調で、ドル円は159円を割り込む場面が見られた。もっとも、先週末の米小売売上高を受けたドル売りが一時的に留まったように、下値では買いが交錯する展開が続いており、今後も押し目買い意欲の強さが意識されそうだ。 ユーロドルは1.15ドル台後半を中心とした推移が予想される。ドル安を受けて底堅く推移しているものの、1.16ドル台へのトライには慎重な姿勢も見られる。 米早期利上げ期待の後退が株式市場の支えとなっており、リスク選好の動きからクロス円も比較的堅調だ。ユーロ円は184円台前半でのもみ合いが続いており、当面はこの水準での推移が中心となりそうだ。 今週は夏季休暇シーズンに加えて目立った経済指標の発表予定もなく、積極的な売買は手控えられやすい。市場は来週後半のジャクソンホール会議を見極める展開となっており、比較的落ち着いた値動きが続く可能性が高い。 MINKABUPRESS
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