日中取引開始後、原油の2027年1月限は大幅安。夜間取引の安値圏で推移してい る。 イランは米国に対して、ホルムズ海峡の管理などを含めたイスラマバード覚書の履行 を要求している。ロイター通信の報道によれば、要求が受け入れられない場合、イラン は米国の海洋封鎖などに対抗するため数週間以内に攻撃を開始する見通し。米国はイラ ン攻撃を見送っているため、軍事的な主導権がイランに移りつつある。アラブ首長国連 邦(UAE)がイランと経済的な関係を断つと発表しており、UAEがイランの標的と なるリスクもある。 一方、外交的、軍事的な手段によって活路が開けない米国は、経済制裁に回帰しつつ ある。イラン戦争の開始前も米国はイランに最大限の圧力をかけていたはずだが、効果 は期待できるのだろうか。経済制裁でイラン問題が解決できるのであれば、イラン戦争 を始める必要はなかったはずである。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.14ドル高の84.53ドルで 推移。本日これまでのレンジは84.23〜84.68ドル。 原油1月限の予想レンジは7万5000円から7万6000円、ガソリン先限は9万 0000円から10万0000円、灯油先限は10万0000円から11万0000 円。 MINKABU PRESS
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