[今夜の視点]海外原油=反発か、東西パイプライン停止の影響は甚大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比2.23ドル高の102.28ドル
で推移。本日これまでのレンジは101.59〜103.60ドル。
 今晩の海外原油は反発か。イラン戦争開始後、サウジアラビアの輸出の要はホルムズ
海峡から東西パイプラインとなったが、このパイプラインは度重なる攻撃で停止した。
パイプラインが複数個所に渡って損傷しているうえ、輸送の心臓部である加圧ポンプ施
設の被害が大きく、復旧まで一ヶ月以上との見方がある。ただ、現状では修繕したとこ
ろで、また標的となる可能性が高い。全長1200キロのパイプラインを守り切るのは
不可能だ。
 東西パイプラインの輸送能力は日量700万バレルで、このうち同500万バレルが
輸出向けである。ホルムズ海峡の通過が限定されているなかで、最大で日量500万バ
レルの供給は世界経済にとって生命線と言っても過言ではなかったが、サウジ西部のヤ
ンブーからの在庫取り崩しによる輸出は今週で尽きる見通しで、サウジ産の原油に依存
してきた消費国は非常に厳しい状況に置かれる。サウジ産がなければ別の原油を手当す
るしかなく、実需の動きはすでに活発化しているのではないか。
<今夜の予定>
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 鉱工業生産指数及び生産者物価指数 2026年4-6月期(香港統計局)
◆ スイス ◆
【経済】15:30 生産者・輸入物価指数 2026年8月(連邦統計局)
◆ アメリカ ◆
【農産】9/15 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】9/15 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
【納会】--:-- コーン 2026年9月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆 2026年9月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆ミール 2026年9月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆油 2026年9月限(CBOT)
【納会】--:-- 小麦 2026年9月限(CBOT)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 消費者物価指数 2026年8月(カナダ統計局)
【経済】21:30 製造業出荷 2026年7月(カナダ統計局)
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