中東情勢に一喜一憂する展開になる。米国とイランの交戦が再開されたことで、上振 れリスクが高まっている。ホルムズ海峡のタンカー通航のリスクが一段と高まる。ま た、フーシ派のサウジアラビアに対する攻撃も強化されており、原油供給への実害は拡 大している。東西パイプラインの稼働停止も、短期テーマとして注意が必要。戦争の長 期化リスクも高まっており、過熱感も強いが、需給ひっ迫リスクの織り込みから一段と 買いが膨らむ余地がある。ブレント原油に続いてWTI原油も100ドルの節目を上抜 いたが、米国とイランがどこまで混乱状況に耐えるのか、その限界が打診される。上値 抵抗は105ドル、110ドルと切り上がる。ただし、ホルムズ海峡の流通環境が改善 に向かうと急反落に転じることになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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