東京株式(大引け)=438円高、様子見ムードも後場切り返し4日ぶり反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 16日の東京株式市場は、前場はリスク回避ムードが強かったが、後場は一転して買い戻しの動きが強まり、日経平均は結局400円超の上昇で高値引けとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比438円90銭高の6万3923円00銭と4日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は17億6909万株、売買代金概算は6兆7075億円。値上がり銘柄数は1048、対して値下がり銘柄数は452、変わらずは53銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方に売りが先行、途中下げ渋る場面もあったが戻し切れず、前場は小幅マイナス圏で着地。しかし、後場寄りから先物主導で日経平均は上昇に転じた。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って下落。原油市況が高騰するなか、世界的に金利上昇に対する警戒感が強く、東京市場でも買いが手控えられている。現地時間16日に発表予定のFOMCの結果や、週末18日の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードは拭えない状況だった。しかし、取引時間中に韓国KOSPIが上昇に転じ、これを横目に空売り筋の買い戻しを誘ったようだ。売買高は6兆7000億円強にとどまり、8月26日以来3週間ぶりの低水準だった。個別株は値を上げるものが多く、値上がり銘柄数は全体の67%を占めた。

 個別では村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>が高く、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>など半導体製造装置関連も上昇した。リクルートホールディングス<6098>が堅調、ファーストリテイリング<9983>が後場に切り返した。日立製作所<6501>、パナソニック ホールディングス<6752>も買いが優勢だった。三井物産<8031>も値を上げた。I-ne<4933>がストップ高で値上がり率トップ、レオパレス21<8848>も連日にわたる1本値のストップ高で大量の買い物を残している。

 半面、キオクシアホールディングス<285A.T>が下落、ソフトバンクグループ<9984>も売りに押された。イビデン<4062>が値を下げ、ディスコ<6146>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も冴えない。大塚ホールディングス<4578>が大きく水準を切り下げた。メルカリ<4385>が大幅安で値下がり率トップ、ギフトホールディングス<9279>、サイゼリヤ<7581>などの下げも目立った。

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