東京株式(寄り付き)=続落、米株安でリスク回避の流れも下げ渋る可能性

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 30日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比121円安の2万881円と続落。

 前日の米国株市場ではNYダウが一時400ドルを超える下げをみせるなど波乱含みとなり、これを受けて東京市場でも主力株中心にリスクオフの展開にある。米中貿易摩擦の解決の糸口が見えないなか、世界経済全体に与える影響が懸念され、世界的に安全資産である債券に投資マネーがシフトされる流れにある。ただ、外国為替市場では1ドル=109円台半ばの推移と足もとは円安傾向にあり、これを背景に輸出セクターなどに押し目買いが入る可能性があり、全体指数も売り一巡後に下げ渋る動きがでるか注目される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、ゴム製品、鉱業を除き安い。値下がりで目立つのは紙パルプ、電力ガス、空運、食料品など。

出所:minkabuPRESS 株式情報

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