ダウ平均は4日ぶり反落 中国側の姿勢に懸念も=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式17日(NY時間10:33)
ダウ平均   25820.85(-41.83 -0.16%)
ナスダック   7869.12(-28.92 -0.37%)
CME日経平均先物 21245(大証終比:+195 +0.92%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は4日ぶりに反落して取引が始まっている。米中貿易問題が再び蒸し返されているようだ。中国メディアが中国政府は米国との再交渉に意欲を失っているといった報道が流れており、市場の雰囲気を圧迫している。この日発表になった農業機械メーカーの決算が弱く、米中貿易問題が米農家を直撃している様子もうかがえた。

 ダウ平均は一時200ドル超下落する場面も見られたが、先ほど発表になった米ミシガン大学消費者信頼感指数が2004年1月以来の水準に上昇したことから、指標発表後に買い戻しも入り、ダウ平均は下げ渋っている。

 米失業率が過去最低水準に低下し、賃金の伸びも拡大傾向、一方でインフレは落ち着く中、米消費者のマインドは高まっているようだ。株価が今年に入って昨年終盤の下げを取り戻していることもフォローとなっているものと思われる。

 ただ、エネルギーや銀行、産業、IT・ハイテクといったセクターはまだマイナス圏での推移。

アルファベット(C) 1175.45(-3.53 -0.30%)
フェイスブック 186.73(-0.26 -0.14%)
ネットフリックス 357.04(-2.27 -0.63%)
テスラ 218.79(-9.54 -4.18%)
アマゾン 1897.66(-9.91 -0.52%)
エヌビディア 162.17(+1.98 +1.24%)
ツイッター 37.92(-0.38 -0.99%)

ダウ採用銘柄
J&J 137.67(-0.54 -0.39%)
P&G 107.68(-0.43 -0.40%)
ダウ・インク 51.68(-1.30 -2.46%)
ボーイング 355.71(+1.90 +0.55%) 
キャタピラー  124.73(-1.88 -1.48%) 
ユナイテッド  134.72(-0.53 -0.39%) 
ビザ  164.22(-0.65 -0.40%) 
ナイキ  85.00(+0.72 +0.86%)
ウォルグリーン 52.49(+0.43 +0.82%) 
3M  169.08(-2.74 -1.57%) 
エクソンモビル  76.05(-0.32 -0.41%) 
シェブロン  120.12(-0.68 -0.56%) 
コカコーラ  49.31(-0.27 -0.55%) 
ディズニー  135.32(-0.18 -0.13%) 
マクドナルド  199.87(-0.12 -0.06%) 
ウォルマート 101.81(+0.50 +0.50%)
ホームデポ  193.34(+0.96 +0.50%)
JPモルガン 110.92(-0.39 -0.35%)
トラベラーズ  147.52(+0.11 +0.07%)
ゴールドマン  198.27(-0.87 -0.45%)
アメックス  119.22(-0.62 -0.53%) 
ユナイテッドヘルス  239.87(+3.08 +1.30%)
IBM  134.69(-1.19 -0.89%)
アップル  189.01(-1.07 -0.56%)
ベライゾン  58.04(+0.66 +1.17%)
マイクロソフト  129.12(+0.19 +0.15%)
インテル  45.40(-0.14 -0.30%)
ファイザー 41.56(-0.09 -0.21%)
メルク  78.33(-0.81 -1.04%)
シスコシステムズ  56.46(+0.53 +1.00%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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