ダウ平均は横ばい 決算への反応まちまち ナスダックは最高値更新=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式24日(NY時間11:11)
ダウ平均   26656.38(-0.01 0.00%)
ナスダック   8137.18(+16.35 +0.20%)
CME日経平均先物 22205(大証終比:+35 +0.16%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。この日発表の決算に対する反応がまちまちで方向感のない展開となっている。ボーイングとキャタピラーが決算を発表している。ボーイングは737MAXの墜落事故の影響で1株利益が予想を下回ったほか、通期の見通しの公表を中止した。キャタピラーは利益、売上高とも予想を上回っている。

 しかし、株価の反応は逆。ボーイングは悪材料出尽し感もあり買い戻しが優勢となっている。一方、キャタピラーは中国での建設機械の売上げが4%落ち込んだことが嫌気され下落しダウ平均を圧迫している状況。

 米株式市場はFRBのハト派姿勢への転換もあり、今年に入って上げが続き、最高値圏に再び接近している。上値での戻り売り圧力も出ているようだ。しかし、今月に入っての経済指標の好転もあって先行きへの懸念が後退しており、下押す気配までは見られていない。

 ナスダックは最高値を更新。クアルコムの上昇が続いているほか、TIやAMDといった半導体関連が指数をサポートしている。きょうは引け後にマイクロソフトやフェイスブックの決算が控えている。

アルファベット(C) 1266.93(+2.38 +0.19%)
フェイスブック 183.97(+0.19 +0.10%)
ネットフリックス 378.28(-3.61 -0.95%)
テスラ 263.20(-0.70 -0.26%)
アマゾン 1918.65(-5.12 -0.27%)
エヌビディア 191.95(+1.28 +0.67%)
ツイッター 39.93(+0.16 +0.40%)

ダウ採用銘柄
J&J 139.60(-0.30 -0.21%)
P&G 104.37(+1.21 +1.17%)
ダウ・インク 57.42(-0.22 -0.38%)
ボーイング 377.60(+3.58 +0.96%) 
キャタピラー  138.70(-3.33 -2.34%) 
ユナイテッド  139.15(-0.87 -0.62%) 
ビザ  161.59(-0.07 -0.04%) 
ナイキ  88.45(+1.02 +1.17%)
ウォルグリーン 53.71(+0.49 +0.92%) 
3M  218.79(-0.71 -0.32%) 
エクソンモビル  82.41(-0.97 -1.16%) 
シェブロン  119.61(-2.41 -1.98%) 
コカコーラ  47.98(-0.23 -0.48%) 
ディズニー  134.01(+0.65 +0.49%) 
マクドナルド  197.60(+2.34 +1.20%) 
ウォルマート 103.73(+0.66 +0.64%)
ホームデポ  207.93(+1.88 +0.91%)
JPモルガン 113.22(-0.52 -0.46%)
トラベラーズ  139.07(+1.06 +0.77%)
ゴールドマン  201.93(-2.21 -1.08%)
アメックス  113.62(-0.35 -0.31%) 
ユナイテッドヘルス  228.51(-2.07 -0.90%)
IBM  140.57(+0.13 +0.09%)
アップル  208.28(+0.80 +0.38%)
ベライゾン  57.13(-0.02 -0.03%)
マイクロソフト  125.03(-0.41 -0.33%)
インテル  59.16(+0.38 +0.65%)
ファイザー 39.46(+0.04 +0.10%)
メルク  74.65(+0.05 +0.06%)
シスコシステムズ  57.06(+0.37 +0.65%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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