NY株式23日(NY時間16:23) ダウ平均 26656.39(+145.34 +0.55%) S&P500 2933.68(+25.71 +0.88%) ナスダック 8120.82(+105.55 +1.32%) CME日経平均先物 22355(大証終比:+115 +0.52%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。この日の決算が好調だったことから買い優勢の展開となった。今回は減益決算が見込まれているものの、現段階では予想を上回る内容が多く市場では、これまで強まっていた先行き不安が後退している模様。 今週はIT・ハイテク株の決算も始まるが、そのIT・ハイテク株が上げを先導し、ナスダックは8100ポイント台を回復。昨年8月に付けた最高値をうかがう展開が見られた。S&P500は終値ベースで最高値を更新している。 今週は1-3月期のGDP速報値の発表が控えているが、4月に入ってからの米経済指標は好調なものが多く、予想を上方修正する動きが相次いでいる。現段階の予想のコンセンサスは2.2%に上昇しており、予想通りであれば、ここ数年弱い内容が多い第1四半期の米GDPとしてはまずまずの内容。 ダウ採用銘柄ではユナイテッド・テクノロジーズやコカコーラが決算を受けて上昇したほか、ジョンソン&ジョンソン、メルク、ユナイテッド・ヘルスなどヘルスケアの買戻しも続いた。一方、P&G、ベライゾンが決算を受けて下落。 ナスダックはAMDやマイクロン、インテルなど半導体の一角が下げたほかは、アマゾンやアップル、ネットフリックスなど主力株は揃って上昇した。 クアルコムの上げが止まらず、きょうで7日続伸。アップルとの和解報道から既に50%急伸している。きょうはアナリストの投資判断が伝わっており、「買い」に引き上げられていた。目標株価も従来の55ドルから95ドルに上昇。 ツイッターが商いを伴って大幅高。1-3月期決算を発表しており、収益化可能の1日当りアクティブユーザー数(MDAU)が前四半期から6%増え1.34億人となり予想も上回った。 玩具のハズブロが大幅高。1-3月期決算を発表しており、1株利益が予想外の黒字だったほか、売上高も予想を大きく上回った。 ハズブロ 100.65(+12.54 +14.23%) クアルコム 86.72(+4.75 +5.79%) アルファベット(C) 1264.55(+15.71 +1.26%) フェイスブック 183.78(+2.34 +1.29%) ネットフリックス 381.89(+4.55 +1.21%) テスラ 263.90(+1.15 +0.44%) アマゾン 1923.77(+36.46 +1.93%) エヌビディア 190.67(+2.20 +1.17%) ツイッター 39.77(+5.38 +15.64%) ダウ採用銘柄 J&J 139.90(+2.07 +1.50%) P&G 103.16(-2.85 -2.69%) ダウ・インク 57.64(-0.25 -0.43%) ボーイング 374.02(-1.15 -0.31%) キャタピラー 142.03(-0.35 -0.25%) ユナイテッド 140.02(+3.11 +2.27%) ビザ 161.66(+1.26 +0.79%) ナイキ 87.43(+0.07 +0.08%) ウォルグリーン 53.22(-0.88 -1.63%) 3M 219.50(+0.96 +0.44%) エクソンモビル 83.38(+0.48 +0.58%) シェブロン 122.02(+0.12 +0.10%) コカコーラ 48.21(+0.81 +1.71%) ディズニー 133.36(+1.68 +1.28%) マクドナルド 195.26(+1.34 +0.69%) ウォルマート 103.07(+0.70 +0.68%) ホームデポ 206.05(+1.27 +0.62%) JPモルガン 113.74(+0.14 +0.12%) トラベラーズ 138.01(+1.40 +1.02%) ゴールドマン 204.14(-0.46 -0.22%) アメックス 113.97(+1.64 +1.46%) ユナイテッドヘルス 230.58(+3.47 +1.53%) IBM 140.44(+1.55 +1.12%) アップル 207.48(+2.95 +1.44%) ベライゾン 57.15(-1.22 -2.09%) マイクロソフト 125.44(+1.68 +1.36%) インテル 58.78(-0.04 -0.07%) ファイザー 39.42(+0.44 +1.13%) メルク 74.60(+1.14 +1.55%) シスコシステムズ 56.69(+0.35 +0.62%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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