ハリバートンが下落 4-6月期の売上高見通しを嫌気=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ハリバートンが下落。1-3月期決算を発表しており、減収、減益ではあったものの1株利益、売上高とも予想は上回った。ミラーCEOは価格低下の最悪期は過ぎ去った。この先、数四半期は需要は緩やかに改善するとの見通しを示している。全ての地域で全般的な回復が持続しており、このモメンタムは2020年まで続くとも語った。

 寄り付きは上昇して始まったものの、直ぐに下げに転じている。取引開始後にコンファレンスが始まり、4-6月期の売上高見通しが冴えなかったことを嫌気した模様。製品部門の伸びは1-3月期に比べて1桁台半ば、資源サービス部門は1桁台前半の伸びを見込んでいる。また、シェールオイル採取に用いられる水力破砕への投資は削減するとした。

(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.23ドル(予想:0.22ドル)
・売上高:57.4億ドル(予想:55.2億ドル)
  製品:36.6億ドル(前年:38.1億ドル)
  資源サービス:20.8億ドル(前年:19.3億ドル)

  北米:32.8億ドル(前年:35.2億ドル)
  欧州・アフリカ:7.48億ドル(前年:7.16億ドル)
  中東・アジア:11.3億ドル(前年:10.5億ドル)
  南米:5.87億ドル(前年:4.57億ドル)
・営業利益(調整後):4.26億ドル(予想:4.15億ドル)

(NY時間10:42)
ハリバートン 30.81(-0.32 -1.02%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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