反発、ＥＩＡ週報でガソリン在庫の取り崩しが続く＝ＮＹ原油概況

NY原油先物5月限（WTI）（終値）
1バレル＝64.61（+0.63　+0.98%）

　ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比（速報値）は、期近２限月が０．６３～０．６９ドル高。その他の限月は０．０７ドル安～０．８４ドル高。

　米エネルギー情報局（ＥＩＡ）が発表した週報で、原油在庫が増加したことはあまり材料視されず、ガソリン在庫の急激な減少が続いていることが相場を押し上げた。米国は需要期に入っている。前年割れが続いていたガソリン需要の４週間移動平均は日量９３６万８０００バレルまで増加し、前年の水準を上回った。

　時間外取引で５月限はしっかりと推移。通常取引開始後に失速する場面はあったが下値は限られ、６４．７０ドルまで上値を伸ばした。ただ、前日高値水準では弾き返された。

minkabu PRESS編集部　

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