NY株式6日(NY時間15:19) ダウ平均 25661.36(-145.27 -0.56%) ナスダック 7504.48(-71.88 -0.95%) CME日経平均先物 21415(大証終比:-175 -0.81%) NY時間の終盤に入ってもダウ平均は下値模索が続いている。きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。取引開始直後から売りが優勢となり、ダウ平均は一時172ドル安まで下落する場面も見られた。エネルギー株や銀行株、産業株、そして、ヘルスケアが下げを先導。IT・ハイテク株も半導体を中心に戻り売りに押されている。半導体に関しては、DRAMおよびNANDの価格が従来の予想を下回って推移しているとの指摘が出ていた。ただ、小売株には堅調なものも見られている。 昨年のクリスマス明け以降から米株式市場は買い戻しが続いているが、米中貿易問題への期待やFRBの慎重姿勢への突如の転換をきっかけに株式市場は景気後退への懸念を後退させている。 特に悪材料は見当らないが、市場は次の材料探しの雰囲気が強まっており調整ムードが出ている模様。特に景気の底堅さを示す米経済指標や、米中貿易協議の実際の合意などを待っているようだ。 ダウ採用銘柄ではウォルグリーンやユナイテッド・ヘルス、ファイザー、メルクが下落しているほか、エクソンモービル、ボーイング、キャタピラーも軟調。一方、ダウ・デュポン、シスコシステムズ、マクドナルド、ディズニーが上昇。 ナスダックも下落。マイクロンやAMD、エヌビディアなど半導体関連が下げを先導しているほか、アマゾン、アップル、アルファベットも軟調。一方、フェイスブック、ネットフリックスはプラス圏で推移している。 GEが大幅に続落。きょうは9.05ドルまで下げ幅を拡大。前日に2019年の工業部門のフリーキャッシュフロー(FCF)が赤字になる見通しを示したことが引き続き悪材料視されている。 画像処理用の半導体を手掛けるアンバレラが大幅高。11-1月期決算を発表しており1株利益が予想を大きく上回ったほか、売上高も予想を上回った。 GE 9.15(-0.74 -7.48%) アンバレラ 42.91(+2.37 +5.85%) マイクロン 37.96(-2.03 -5.08%) ウエスタンデジタル 48.27(-2.47 -4.87%) アルファベット(C) 1156.67(-5.36 -0.46%) フェイスブック 172.22(+0.96 +0.56%) ネットフリックス 357.80(+3.50 +0.99%) テスラ 278.02(+1.48 +0.54%) アマゾン 1671.40(-21.03 -1.24%) エヌビディア 152.59(-3.94 -2.51%) ツイッター 30.80(-0.23 -0.74%) ダウ採用銘柄 J&J 138.78(+0.01 +0.01%) P&G 98.84(-0.25 -0.25%) ダウ・デュポン 54.37(+0.69 +1.28%) ボーイング 425.31(-4.81 -1.12%) キャタピラー 134.89(-2.25 -1.64%) ユナイテッド 125.53(-0.41 -0.32%) ビザ 147.79(-0.17 -0.11%) ナイキ 85.19(-0.25 -0.29%) ウォルグリーン 61.28(-2.12 -3.34%) 3M 203.05(-0.79 -0.39%) エクソンモビル 78.80(-1.39 -1.73%) シェブロン 122.62(-0.67 -0.54%) コカコーラ 45.49(-0.12 -0.25%) ディズニー 114.51(+0.51 +0.45%) マクドナルド 182.14(+0.79 +0.44%) ウォルマート 98.25(-0.09 -0.09%) ホームデポ 184.38(+0.38 +0.21%) JPモルガン 103.61(-0.50 -0.48%) トラベラーズ 131.77(-0.92 -0.69%) ゴールドマン 194.79(-1.21 -0.62%) アメックス 109.08(+0.23 +0.21%) ユナイテッドヘルス 238.52(-2.91 -1.21%) IBM 136.78(-1.10 -0.80%) アップル 174.47(-1.06 -0.60%) ベライゾン 55.65(-0.43 -0.77%) マイクロソフト 111.63(-0.07 -0.06%) インテル 52.97(-0.71 -1.32%) ファイザー 41.82(-1.08 -2.51%) メルク 80.68(-1.02 -1.25%) シスコシステムズ 51.57(+0.27 +0.53%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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