ペプシコが反発。10-12月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想と一致した。輸送コストとアルミニウムの価格上昇を相殺するため、飲料とスナック菓子の値上げを実施したことが北米での売上増に貢献した。ただ、スナック菓子の販売量は減少しており課題として残る。 また、今年は配当50億ドル、自社株買い30億ドルの計80億ドルの株主還元策も好感されている。さらにコスト削減計画を2023年まで延長し、それに伴う費用は25億ドルを見込んだ。 同社のラグアルタCEOは、コスト削減と伴に投資拡大も行う方針も示した。北米での販売維持のためにマーケティング費用を拡大するほか、スナック菓子販売のためのドライバーやトラックを増強する。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益:1.49ドル(予想:1.49ドル) ・売上高:195億ドル(予想:195億ドル) 北米:2%増 南米:10%増 (通期見通し) ・中核売上高:4%増 ・1株利益:1%減 ・年間配当:1株3.71ドルから3.82ドルに増配 配当50億ドル、自社株買い30億ドル (長期見通し) ・中核売上高:4~6%増 ・2023年にかけリストラ費用に25億ドル (NY時間10:11) ペプシコ 115.29(+2.70 +2.40%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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