14日前引けの日経平均株価は前営業日比10円96銭高の2万1155円44銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億9755万株、売買代金概算は1兆1340億円。値上がり銘柄数は1145、対して値下がり銘柄数は894、変わらずは88銘柄だった。 きょう前場の東京市場は、売り買い交錯で方向感に乏しい展開となった。前日の米株高や為替のドル高・円安など外部環境はリスク選好ムードにあったものの、日経平均は前日までの2日間で800円を超える上昇をみせていたこともあって、目先筋の利益確定売りが上値を押さえた。海外ヘッジファンドによる先物のショートカバーも一巡したことで需給面からの後押しも利かなかった。一方、下値では出遅れた投資家の押し目買いなどが入り日経平均は底堅さを発揮した。 個別では東京エレクトロン<8035>が堅調、SMC<6273>も買われた。武田薬品工業<4502>、ファーストリテイリング<9983>も買い優勢。アトラエ<6194>、ダブルスタンダード<3925>、じげん<3679>などストップ高銘柄も相次いだ。東亜建設工業<1885>、オプトラン<6235>なども値を飛ばした。半面、村田製作所<6981>が軟調、リクルートホールディングス<6098>が売られた。アルバック<6728>が急落、キャリアインデックス<6538>は一時値幅制限いっぱいに売り込まれた。OSJBホールディングス<5912>、千代田化工建設<6366>なども大きく下値を探った。 出所:minkabuPRESS 株式情報
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