反落、景気減速と石油需要の下振れ懸念が根強い=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
        NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=52.41(-0.31 -0.59%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.31ドル安。その他の限月は0.27ドル安~0.17ドル高。

 米中通商協議の不透明感や、世界的な景気減速と石油需要の下振れ懸念が引き続き相場の重しとなった。昨年10-12月期にかけて英経済も減速したことが明らかとなっている。米中通商協議は11日から北京で始まっており、金融市場の一部では期待感がある反面、トランプ米大統領は3月1日の期限内で習近平・中国国家主席と会談することはないとしており、警戒感も共存している。

 時間外取引で3月限は軟調に推移。通常取引開始後も売り優勢で、51.23ドルまで一段安となった。ただ、引けにかけては戻し、下げ幅を縮小して引けた。

minkabu PRESS編集部
      

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