東京株式(寄り付き)=続急落、米株安や円高でリスクオフ相場続く

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
         25日の東京株式市場は大きく売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前週末比380円安の1万9785円と続急落。

 前日の米国株市場ではNYダウが650ドル強の下げをみせ、1年3カ月ぶりの安値をつけるなどリスクオフ相場が加速している。また、外国為替市場でも安全資産の円が買われる展開で1ドル=110円台前半まで円高が進行、東京市場でも主力株を中心に広範囲に売りが噴出する状況となり、心理的フシ目となっていた2万円大台を大きく割り込んだ。高速自動売買による売り圧力のほか、個人投資家の信用取引の追い証に絡む売りも下げを助長している。25日は香港や韓国、欧米株市場の休場で海外投資家の参戦も限られ、流動性の低下も懸念される。ただ、テクニカル的には売られ過ぎの局面にあり、下値ではリバウンド狙いの押し目買いを誘導する可能性もあり、売り一巡後に下げ渋る展開となるかどうかが注目される。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのはその他金融、不動産、海運など。

出所:minkabuPRESS 株式情報
      

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