NY株式24日(NY時間11:44) ダウ平均 22052.89(-392.48 -1.72%) ナスダック 6282.69(-50.30 -0.77%) CME日経平均先物 19415(大証終比:-635 -3.21%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。トランプ大統領と議会が暫定予算案でまとまらず、米政府機関は一部閉鎖されている。先週のダウ平均は1655ポイント下落し、リーマンショック時の2008年10月以来最悪の1週間となっていた。弱気相場入りし売りが出やすい中、シャットダウン・クリスマスなどワシントンのごたごたが、その動きに輪をかけている。 ムニューシン米財務長官が日曜日に大手6銀行のトップに電話し流動性状況などを確認。流動性は潤沢であることを確認し、市場は引き続きしっかり機能していることも確認したとツイッターで表明。 また、トランプ大統領が最近、パウエル議長解任を側近と話し合ったが、法廷闘争に直面し、それに敗れる可能性が高いとの結論に至ったようだ。ムニューシン米財務長官も否定的見解を示していた。 きょうはクリスマス・イブで米株式市場も現地時間午後1時まで短縮取引となり、市場参加者も少ない中、ダウ平均は一時450ドル超下落する場面も見られた。 IT・ハイテク株に買い戻しも見られ、下げ渋る場面が見られたものの、ダウ平均はプラスに浮上できずに下押しする動きが続いている。 ダウ採用銘柄はホームデポを除く29銘柄が下落。ナイキやジョンソン&ジョンソン、P&Gが下落しているほか、エクソンモービル、ディズニー、ベライゾンが軟調。 ナスダックも序盤は下げ幅を広げる動きが見られたものの、下げ渋る動きも見せている。一時プラス圏に浮上。アマゾンやアップル、マイクロソフトが下落しているほか、テスラが大幅安となっている。 テスラは、ロイターが「モデル3」の価格を中国で最大7.6%値下げすると伝えたことが嫌気されている。テスラが中国で値下げを実施するのは過去2ヵ月で3度目。 ヨガ、フィットネスなど健康サービス向けのソフトウエアを手掛けるマインドボディーが急伸。投資会社のビスタが19億ドルで買収することで合意した。1株36.50ドルでの買収となり、先週末終値よりも68%高い水準。 マインドボディ- 36.20(+14.48 +66.67%) アルファベット(C) 988.60(+9.06 +0.92%) フェイスブック 127.03(+2.08 +1.66%) ネットフリックス 241.41(-4.98 -2.02%) テスラ 300.60(-19.17 -5.99%) アマゾン 1365.60(-11.85 -0.86%) エヌビディア 128.99(-0.58 -0.45%) ツイッター 26.76(-0.56 -2.03%) ダウ採用銘柄 J&J 122.90(-5.19 -4.05%) P&G 87.55(-3.42 -3.76%) ダウ・デュポン 49.75(-0.84 -1.65%) ボーイング 298.16(-6.39 -2.04%) キャタピラー 118.03(-2.04 -1.68%) ユナイテッド 103.41(-2.77 -2.53%) ビザ 123.55(-0.71 -0.55%) ナイキ 69.22(-3.15 -4.66%) ウォルグリーン 66.23(-1.01 -1.45%) 3M 180.14(-3.61 -1.93%) エクソンモビル 65.79(-2.33 -3.40%) シェブロン 102.44(-1.77 -1.69%) コカコーラ 46.25(-1.32 -2.78%) ディズニー 101.10(-3.12 -2.92%) マクドナルド 171.34(-2.81 -1.62%) ウォルマート 86.73(-0.40 -0.46%) ホームデポ 160.78(+0.30 +0.18%) JPモルガン 93.85(-0.32 -0.33%) トラベラーズ 114.58(-1.48 -1.26%) ゴールドマン 159.03(-1.02 -0.61%) アメックス 90.77(-0.56 -0.58%) ユナイテッドヘルス 235.33(-3.01 -1.24%) IBM 109.67(-1.27 -1.12%) アップル 149.24(-1.49 -0.95%) ベライゾン 53.32(-1.60 -2.91%) マイクロソフト 95.67(-2.56 -2.52%) インテル 44.33(-0.51 -1.12%) ファイザー 40.91(-1.02 -2.43%) メルク 71.31(-1.59 -2.16%) シスコシステムズ 40.89(-0.96 -2.26%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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