FOMC後の流れ引きずる ダウ平均は一時200ドル超下落=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
        NY株式20日(NY時間10:22)
ダウ平均   23168.99(-154.67 -0.65%)
ナスダック   6622.91(-13.92 -0.21%)
CME日経平均先物 20435(大証終比:+225 +1.10%)

  きょうのNY株式市場でダウ平均は続落して始まっている。前日のFOMCを受けて急落した流れをきょうも引きずっているようだ。前日のFOMCでは、来年は2回の利上げ見通しが示された。9月FOMCの3回からは下方修正されたものの、市場では物足りなかった模様。また、パウエルFRB議長もバランスシート縮小を従来通り続ける方針を示しすなど、全体的に景気に配慮する姿勢が見られず、市場には失望感が強まった。

 寄り付きから売り先行で始まり、ダウ平均は一時200ドル超下落する場面も見られた。ただ、IT・ハイテク株や銀行株などには買い戻しも見られ、その後は下げ幅を縮小している。前日に下げが目立った半導体関連も反発。

 市場の一部からは前日はやや過剰反応との見方も出ており、更なる下値は買い場探しとの見解も見え始めている。ダウ平均は既に10月の高値から13%下落しており弱気相場に入る中で、値ごろ感を指摘する声も出つつあるようだ。

 ドラックストア大手のウォルグリーンが下落しておりダウ平均を圧迫。取引開始前に9-11月期決算を発表し、積極的なコスト削減計画も発表。ただ、逆に全体の販売は厳しい局面にあると受け止められている模様。

アルファベット(C) 1022.58(-0.43 -0.04%)
フェイスブック 133.81(+0.57 +0.43%)
ネットフリックス 266.48(-0.29 -0.11%)
テスラ 323.62(-9.35 -2.81%)
アマゾン 1491.77(-3.31 -0.22%)
エヌビディア 139.82(+1.31 +0.95%)
ツイッター 30.12(-2.81 -8.54%)

ダウ採用銘柄
J&J 126.97(-0.64 -0.49%)
P&G 91.24(-0.52 -0.56%)
ダウ・デュポン 52.16(0.00 0.00%)
ボーイング 318.92(-0.63 -0.19%) 
キャタピラー  123.68(+1.35 +1.09%) 
ユナイテッド  112.88(-0.92 -0.79%) 
ビザ  130.87(-0.39 -0.29%) 
ナイキ  68.87(-0.10 -0.14%)
ウォルグリーン 71.51(-1.84 -2.44%) 
3M  189.01(-0.95 -0.49%) 
エクソンモビル  70.28(-0.50 -0.69%) 
シェブロン  107.57(-0.26 -0.24%) 
コカコーラ  47.54(-0.36 -0.75%) 
ディズニー  108.58(-0.65 -0.59%) 
マクドナルド  176.38(-2.78 -1.55%) 
ウォルマート 87.87(-2.68 -2.94%)
ホームデポ  165.55(-2.01 -1.18%)
JPモルガン 97.40(+0.11 +0.11%)
トラベラーズ  118.64(-0.52 -0.44%)
ゴールドマン  170.51(+1.26 +0.73%)
アメックス  98.10(-0.67 -0.66%) 
ユナイテッドヘルス  243.82(-6.49 -2.57%)
IBM  114.97(-1.46 -1.25%)
アップル  160.65(-0.24 -0.14%)
ベライゾン  55.48(-0.38 -0.68%)
マイクロソフト  102.95(-0.74 -0.71%)
インテル  45.79(+0.22 +0.46%)
ファイザー 42.08(+0.11 +0.26%)
メルク  73.66(-0.11 -0.15%)
シスコシステムズ  42.80(-0.34 -0.77%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

      

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