NY株式17日(NY時間10:21) ダウ平均 23935.61(-164.90 -0.67%) ナスダック 6867.07(-43.60 -0.62%) CME日経平均先物 21215(大証終比:-235 -1.11%) きょうのNY株式市場は売りが止まらず、先週からの流れを引き継ぎ下げて始まった。世界経済への不透明感が株式市場を圧迫している。米中貿易問題はひとまず一服しているものの、先週発表の中国の経済指標が弱く景気減速への懸念に繋がっている。 一方、今週は今年最後のFOMCが控えており利上げが確実視されている。ただ、それは織り込み済みで、注目はFOMCメンバーによる来年の利上げ見通しとなりそうだ。9月FOMC時点では来年は3回の利上げが予想の中央値となっていたが、市場は利上げ予想の回数が少なくなると見ている。現在の市場は1回の利上げを織り込んでいるが、果たしてどうか注目される。朝方にトランプ大統領は「FRBがなお利上げを検討していることすら信じられない」とプレッシャーをかけていた。 また、一部政府機関の閉鎖リスクも圧迫。国境の壁建設でトランプ大統領と下院で多数を占める民主党と意見が対立しており、大統領は先週、「もし、壁建設の予算が承認されず、政府機関が閉鎖されても誇らしいこと」と述べ、一部政府機関閉鎖も辞さない構えを見せている。 ダウ平均は一時300ドル超下落する場面も見られたが、先ほどから買い戻しも入り、下げ渋る動きも見せている。ただ、12月の下げとしては約16年ぶりの水準。 ヘルスケア株の下げが目立つ。先週14日遅くにテキサス州の連邦裁判所判事が米医療保険制度改革(オバマケア)は憲違だと判断したことが嫌気されている模様。オバマケアでは保険未加入者に税制上の罰則が設けられていたが、2017年に議会で無効化されたため、オバマケア全体が無効になるという原告の主張を判事が認めた格好。 アナリストからは最もリスクが高いのが病院株との指摘も出ており病院株も軟調。 アルファベット(C) 1037.43(-4.67 -0.45%) フェイスブック 143.24(-0.82 -0.57%) ネットフリックス 267.22(+0.38 +0.14%) テスラ 358.99(-6.73 -1.84%) アマゾン 1558.18(-33.73 -2.12%) エヌビディア 145.26(-1.19 -0.81%) ツイッター 34.83(-1.04 -2.90%) ダウ採用銘柄 J&J 131.25(-1.75 -1.18%) P&G 95.09(-1.56 -1.61%) ダウ・デュポン 52.59(-0.19 -0.35%) ボーイング 321.03(+2.28 +0.70%) キャタピラー 125.90(-0.87 -0.69%) ユナイテッド 117.81(-0.99 -0.83%) ビザ 133.16(-1.93 -1.40%) ナイキ 70.77(-1.76 -2.41%) ウォルグリーン 78.22(-0.53 -0.64%) 3M 196.35(+0.25 +0.12%) エクソンモビル 74.97(-0.61 -0.79%) シェブロン 113.65(-0.18 -0.16%) コカコーラ 49.19(-0.15 -0.30%) ディズニー 112.42(+0.22 +0.19%) マクドナルド 182.35(-0.94 -0.50%) ウォルマート 90.86(-0.99 -1.06%) ホームデポ 170.50(-1.79 -1.03%) JPモルガン 99.89(-0.40 -0.40%) トラベラーズ 120.95(+0.40 +0.33%) ゴールドマン 169.66(-3.11 -1.77%) アメックス 103.91(-1.79 -1.68%) ユナイテッドヘルス 258.98(-6.05 -2.22%) IBM 118.31(-1.59 -1.32%) アップル 167.37(+1.89 +1.11%) ベライゾン 56.51(-0.57 -1.00%) マイクロソフト 104.73(-1.30 -1.19%) インテル 48.05(+0.19 +0.39%) ファイザー 43.85(+0.05 +0.11%) メルク 76.14(-0.34 -0.43%) シスコシステムズ 45.21(-0.61 -1.29%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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