反発、米大統領のけん制後もOPECは減産協議を継続=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=56.25(+0.56 +1.01%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.56~0.60ドル高。その他の限月は0.43~0.62ドル高。

 前日の大幅安の反動で買い戻しが優勢となった。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が最大で日量140万バレルの減産を協議していると伝わったことが手がかり。今週、サウジアラビアのファリハ・エネルギー相は日量100万バレルの減産を検討していると語っており、協議中の減産規模が拡大している。トランプ米大統領はOPECに対して減産しないようけん制したが、従う気はないようだ。

 時間外取引から12月限はじりじりと水準を切り上げ、通常取引に入ると57.37ドルまで上げ幅を拡大した。ただ、戻りが一服し、高値から1ドル超押し戻されて引けた。

minkabu PRESS編集部 

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