NY株式9日(NY時間16:20) ダウ平均 25989.30(-201.92 -0.77%) S&P500 2781.01(-25.82 -0.92%) ナスダック 7406.90(-123.98 -1.65%) CME日経平均先物 22130(大証終比:-140 -0.63%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反落。この日発表の中国の生産者物価が予想通りだったとはいえ、4ヵ月連続の低下となり、中国経済及び世界経済への懸念が強まっている。内需や製造業の活動が弱まっていることが示された格好。これを受けてアジア株が下落し、NY市場にも波及したようだ。また、商品市場で原油や金属などが下落し、為替市場ではドル高の動きが出ていることも株式市場を圧迫している。 今週も株式市場は買い戻しが強まっていたことから、週末ということもあり上げ一服となった面もあるようだ。ダウ平均は一時300ドル超下落。 IT・ハイテク株の下げが続いているほか、産業株、銀行株も下落。原油相場が一時60ドルを割り込んでおり、エネルギー株も売りが続いている。 ダウ採用銘柄ではキャタピラーが下落したほか、シスコシステムズ、アップル、マイクロソフトなどIT・ハイテクが軟調。一方、ディズニー、P&G、コカコーラが堅調。 ディズニーは前日引け後に7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。映画とテーマパーク部門が収益に貢献している。 ナスダックは大幅続落。一時2%超急落。アマゾンやアップル、ネットフリックスなどFAANG銘柄を中心に主力IT・ハイテク株は総じて売りが強まった。 GEが下落。アナリストが目標株価を6ドルに引き下げた。先日発表の第3四半期決算は全ての面で予想以上に弱い内容だったと指摘している。 ドロップボックスが上昇。7-9月期決算を発表しており、比較可能な1株利益が予想を大きく上回った。売上高も予想を上回っている。特に投資家が励まされたのが今四半期の見通しで、売上高見通しが予想上限を上回った。 GE 8.58(-0.52 -5.71%) ドロップボックス 25.55(+0.81 +3.27%) アルファベット(C) 1066.15(-16.25 -1.50%) フェイスブック 144.96(-2.91 -1.97%) ネットフリックス 303.47(-14.45 -4.55%) テスラ 350.51(-0.89 -0.25%) アマゾン 1712.43(-42.48 -2.42%) エヌビディア 205.67(-0.32 -0.16%) ツイッター 34.08(-0.10 -0.29%) ダウ採用銘柄 J&J 145.34(+0.04 +0.03%) P&G 92.41(+1.05 +1.15%) ダウ・デュポン 58.68(-0.76 -1.28%) ボーイング 369.34(-1.43 -0.39%) キャタピラー 126.91(-4.48 -3.41%) ユナイテッド 130.71(-0.63 -0.48%) ビザ 143.93(-1.30 -0.90%) ナイキ 76.36(-1.42 -1.83%) ウォルグリーン 82.41(-0.02 -0.02%) 3M 201.10(-2.97 -1.46%) エクソンモビル 80.87(-0.02 -0.02%) シェブロン 119.51(+0.15 +0.13%) コカコーラ 49.68(+0.35 +0.71%) ディズニー 118.00(+2.00 +1.72%) マクドナルド 185.94(+0.46 +0.25%) ウォルマート 105.56(+0.68 +0.65%) ホームデポ 185.99(-2.01 -1.07%) JPモルガン 111.29(-1.09 -0.97%) トラベラーズ 131.03(+0.04 +0.03%) ゴールドマン 222.65(-9.00 -3.89%) アメックス 108.28(-0.22 -0.20%) ユナイテッドヘルス 276.55(-0.10 -0.04%) IBM 123.54(+0.16 +0.13%) アップル 204.47(-4.02 -1.93%) ベライゾン 58.46(+0.19 +0.33%) マイクロソフト 109.57(-2.18 -1.95%) インテル 48.11(-0.88 -1.80%) ファイザー 44.28(+0.43 +0.98%) メルク 74.86(-0.62 -0.82%) シスコシステムズ 47.11(-1.33 -2.75%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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