反落、米株式市場の上値重く石油需要の下振れを引き続き警戒=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=67.04(-0.55 -0.81%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.55~0.54ドル安。その他の限月は0.50ドル安~0.37ドル高。

 米株式市場が引き続き重かったことで、需要見通しの不透明感から原油には売りが継続した。引けにかけてダウ平均は今年7月以来、S&P500は5月以来の安値圏に沈んでおり、月初からの下げが止まらない。ただ、来週から米国のイランに対する石油制裁が始まることから、供給ひっ迫懸念が下げ幅を限定した。

 時間外取引で12月限は67.95ドルまで上昇する場面はあったが、買いは続かず。次第に売りが優勢となり、マイナス転換した。通常取引開始後は66.67ドルまで下げ幅を広げた。

minkabu PRESS編集部 

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