反発、米石油製品在庫の減少で買い戻しが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=66.82(+0.39 +0.59%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.34~0.39ドル高。その他の限月は0.44ドル安~0.30ドル高。

 米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫は市場予想以上に増加したものの、石油製品の在庫が取り崩されたことを好感し、前日までの下げの反動が現れた。石油製品需要は節目の日量2000万バレルを大きく上回った。ただ、米株価指数が下げ止まらず、前日の安値を下抜けたことは原油相場の戻りを圧迫した。ドル高も上値の重し。ドルインデックスは8月以来の高値を更新している。

 時間外取引で12月限は堅調に推移。通常取引序盤にかけても水準を切り上げ、67.72ドルまで上値を伸ばした。ただ、その後は買いが失速し、上げ幅を削って引けた。

(minkabu PRESS編集部) 

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