ポンドも買い優勢 ただ、離脱協議にはなお懐疑的な見方が根強い=NY為替チェック

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 パウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演を受けて、きょうの為替市場はドル売りが優勢となっており、ポンドドルも買いが優勢となっている。ポンドドルは一時1.2880ドル近辺まで上昇したが、21日線が控える1.2895ドルの水準には到達していない。ただ、この状況で行けば、週足のローソク足は7週間ぶりに明確な陽線を見せそうだ。

 来週は重要な英経済指標もなく、もっぱらポンドの焦点は英EU離脱協議に集中しそうだ。来週もラーブEU離脱担当相とバルニエ首席交渉官との協議が予定されている。ラーブ担当相は10月までに合意できると自信を示していたが、市場ではなお懐疑的な見方が根強い。

 ポンド円も堅調な値動きを見せ、一時143円台前半に上昇した。21日線が143.15円付近に来ており顔あわせしたものの、142円台に押し戻される展開。

GBP/USD 1.2846 GBP/JPY 142.83 EUR/GBP 0.9051

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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