きょうのドル円は一気に高値を更新し、154円台まで上げを加速させている。10月上旬に高市トレードで付けた高値を上抜け、一気に買いを加速させており、再び155円台を視野に入れてい。FOMC、日銀決定会合と2つのイベントを通過して、ドル高・円安が加速。FRBのパウエル議長の会見を受けたドル高と、日銀の植田総裁の会見を受けた円安が強まった。 パウエル議長は「12月の利下げは確定した結論には程遠い」との見解を示し、市場は12月の利下げ期待を後退。FOMC前は12月利下げを完全に織り込んでいたが、パウエル会見後は65%程度の確率に後退している。 一方、植田総裁の方も、日銀見通しの確度は上がったものの、もう少しデータを確認したい意向を強調していた。利上げの方向性に変化はないものの、急いではいない姿勢を強調していたように思われる。市場も12月の利上げ期待を後退させ、早くても1月という見方で落ち着きそうだ。 なお、先ほどECBが理事会の結果を発表し、予想通りに金利を据え置いた。ECBは声明で「経済は難しい環境にもかかわらず成長を継続」と述べていたこともあり、ユーロはやや買いの反応を見せている。このあと日本時間22時45分ことからラガルド総裁が会見を行う。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 30日(木) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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