ユーロドル、もう一段材料が欲しいところも＝ＮＹ為替チェック

　きょうのＮＹ為替市場はジャクソンホールでのパウエルＦＲＢ議長の講演を受けてドル売りが強まっており、ユーロドルは一時１．１６３５ドル付近まで上昇。その後は伸び悩む動きも見せているものの、きょうは今週の高値を上抜いてきている。きょうの上昇で２１日線がサポートされた格好となっており、来週以降もリバウンド相場の流れが続くか注目される。

　ユーロドルは６月から７月にかけてのレンジ相場内に再び戻している。しかし、ファンダメンタルズの状況に変化はなく、ＥＣＢの利上げが早まる状況にはない。そのレンジ相場の上限は１．１８ドルちょうど付近だが、その水準を目指すにはファンダメンタルズの後押しもしくは、ＥＣＢ内の変化などもう一段の材料が欲しいところではある。

EUR/USD　1.1625　EUR/JPY　129.29　EUR/GBP　0.9042

minkabu PRESS編集部　野沢卓美
 

• ＥＣＢ理事会は予想通りに据え置き　利下げサイクルの終了を再確認＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  10/31(金) 02:08
• ラガルド総裁の会見には反応薄　ユーロドルは１．１５ドル台後半＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  10/30(木) 23:49
• ドル円、１５４円台まで急上昇　ＦＯＭＣ、日銀通過し上げ加速　ＥＣＢは据え置き＝ＮＹ為替序盤
  為替

  NEW

  10/30(木) 22:33
• ドル高進行、ドル円一時１５４．４５レベル＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  10/30(木) 22:21
• ドル買い再燃、ユーロドル１．１５台後半、ドル円１５４円台前半＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  10/30(木) 21:47