ユーロドルは1.15ドル台前半での推移が続いている。前日のトランプ大統領によるパウエルFRB議長の利上げ姿勢への非難や、中国、欧州の為替操作への言及などでドル売りが強まっており、ユーロドルはきょうも買い戻しが優勢となっている。 きょうは心理的節目の1.15ドルを回復し一時1.1540ドル近辺まで上昇。1.1550ドル付近に来ている21日線をうかがう動きも見られた。ただ、その水準は6月から7月にかけて続いたレンジ相場の下限でもあり、抵抗感も強いようだ。 トルコ問題など政治リスクが落ち着き、市場の関心が経済のファンダメンタルズに戻ったとしても、米国と比較すればユーロ圏の景気回復は脆弱で、ECBの利上げ時期が前倒しされる可能性は低く、ユーロドルは再び下値模索となると見ている向きは依然として多い状況。 また、イタリア財政への懸念も根強い。ポピュリスト政権が財政拡大策に積極姿勢を示しており、財政規律遵守を求めるEUとの軋轢も懸念されている。ここ数日、イタリア国債は買い戻しも見られているがなお波乱含みの展開ではある。ただ、一部からは10月にはECBの大量購入が期待できるとの指摘も出ている。あくまでテクニカル的な要因で、ECBは資産購入プログラムにより大量にイタリア国債を保有しているが、その償還が来ることから買い換え需要が発生する可能性があるという。それに伴いイタリア債はサポートされるのではとの期待も出ているようだ。 EUR/USD 1.1526 EUR/JPY 127.30 EUR/GBP 0.8961 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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