続伸、米中貿易戦争への警戒感がやや後退=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=66.43(+0.52 +0.79%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.21~0.52ドル高。その他の限月は0.14ドル安~0.16ドル高。

 6月以降中断していた次官級の米中通商協議が今週にも再開するなかで、米中貿易戦争の激化による景気懸念が後退している。米中両国は世界最大級の石油消費国であることから、景気動向に対する関心が強い。米国が石油を含めた対イラン制裁の第2弾を11月に開始する見通しであることも支援要因。

 時間外取引で10月限は売り買いが交錯。64.85ドルまで軟化する場面があった。通常取引開始後は買いが優勢となり、65.62ドルまで上昇したが、上値は伸びなかった。

(minkabu PRESS編集部) 

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