反落、薄商いのなか前日に上昇した反動で軟調に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=68.76(-1.37 -1.95%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.32~1.37ドル安。その他の限月は1.24~0.29ドル安。

 夏季休暇シーズンの薄商いのなか、前日に上昇した反動が現れた。サウジアラビアやロシアなど主要な産油国が増産していることや、米中貿易戦争の先が見えないことが圧迫要因。トランプ米大統領がイランといつでも対話する用意があると発言したことも重し。

 時間外取引で9月限は70.22ドルまで小高く推移する場面はあったが、買いが優勢となったのは一時的だった。通常取引開始を向けて前日比マイナス圏で推移し、通常取引開始後には68.48ドルまで下げ幅を拡大。前日の上げを帳消しにした。

(minkabu PRESS編集部) 

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