続伸、米原油在庫は2015年2月以来の低水準に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=69.30(+0.78 +1.14%)

 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.78~0.82ドル高。その他の限月は0.30~0.82ドル高。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が市場予想以上に減少し、2015年2月以来の低水準となったことが手がかり。米経済が良好であることから、石油需要は堅調に推移し、需給が引き締まっている。米ガソリン需要は日量984万6000まで拡大し、節目の同1000万バレルに迫っている。

 時間外取引で9月限は伸び悩み。米石油協会(API)の米週間石油在庫統計を手がかりに買いが優勢だったものの、通常取引開始を控えてマイナス転換した。通常取引序盤には68.20ドルまで下げ幅をやや拡大。ただ、EIA週報の発表後はプラス転換し、69.70ドルまで上昇した。

(minkabu PRESS編集部) 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。