反発、米国のイラン制裁による中東情勢の悪化を警戒=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=68.52(+0.63 +0.93%)

 ニューヨーク原油の当限は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.37ドル安~0.11ドル高。その他の限月は0.25~1.04ドル高。

 ニューヨーク原油の当限は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.44~0.63ドル高。その他の限月は0.30~0.62ドル高。

 中国のインフラ投資が米中貿易戦争による向かい風を緩和し、石油需要を一段と高めると期待されているほか、米国のイラン制裁によって同国の生命線である石油輸出が絶たれることが警戒されている。イランの米国に対する態度が先鋭化していることは中東情勢の緊迫感を高めている。

 時間外取引で9月限は67.56ドルまで弱含んだものの、通常取引の開始を控えてプラス転換した。通常取引開始後、マイナス圏へ押し戻されたが売りが強まったのは一時的で、69.05ドルまで上昇した。ただ、9月限の動意は限定的で、ほぼ前日の値幅内で推移した。

(minkabu PRESS編集部) 

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