急反落、先週からの調整安の流れが継続=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=68.06(-2.95 -4.15%)

 ニューヨーク原油の当限は急反落。終値の前営業日比は、期近2限月が2.88~2.95ドル安。その他の限月は2.90~1.46ドル安。

 先週の調整安の流れを引き継ぎ、一段安となった。リビア東部の輸出港から出荷が再開することやサウジアラビアやロシアなどの増産が供給ひっ迫懸念を引き続き後退させている。関係筋の話として、トランプ米政権が石油価格を押し下げるために石油戦略備蓄(SPR)の放出を積極的に検討していると報道されていることも圧迫要因となった。

 時間外取引から8月限は軟調に推移し、通常取引開始後は67.58ドルまで下げ幅を広げた。約4週間ぶりの安値をつけた後はわずかに下げ幅を削ったが、戻りは限定的だった。

(minkabu PRESS編集部) 

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