続伸、供給懸念が継続も対イラン制裁の見送り案が浮上=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=74.11(+0.26 +0.35%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.26~0.58ドル高。その他の限月は0.13ドル安~0.77ドル高。

 ベネズエラやリビアの減産のほか、ノルウェーでストライキが発生したことを手がかりに買いが優勢だった。東西に分裂しているリビアの生産量はほぼ半減したと伝わっている。ただ、ポンペオ米国務長官が11月に始まる対イランの石油制裁の撤回を示唆したことが上値を抑えた。

 時間外取引で8月限は堅調に推移し、通常取引序盤に上値を伸ばすと74.70ドルまで上昇した。その後、買いは続かずマイナス転換すると、73.65ドルまで下落したものの、再びプラス転換して引けた。

(minkabu PRESS編集部) 

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