◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は30~40トン。1月17日の価格はキロあたり73.93~75.16バーツ、RSS号タイ主要港2月積価格は243.0~247.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月10日時点5,161トン(前旬比89トン増)。
12月上旬の入出庫は入庫1,146トン、出庫1,057トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅上昇、上海ゴムは中国12月の自動車生産・販売の好調さ維持する中でショートカバーが断続的に入り中心限月が17,000元台半ばまで上昇する中で、OSEゴム中心限月にも大口の買いが入り370円台を回復、その後も買いが続き一時は387.7円まで上げ幅を拡大した。株式は日本を除いて堅調、欧米はCPIの伸びが一服し緩やかな利下げ観測が相場を後押しも、日本株は日銀の1月利上げ観測が強まり軟調、商品は金・原油は大幅上昇も白金下落とまちまち、ドル円は155円台まで円高ドル安が進行している。
1月17日引け時点のRSS6月限(中心限月)は384.9円、TSR4月限(中心限月)は306.0円。週の高値はRSS387.7円/TSR306.0円、週の安値はRSS367.2円/TSR303.0円。
現物価格は381.5円程に大幅上昇、週前半にタイ南部洪水に伴う供給懸念の高まりによって急騰も週末に一部上げ幅を削った。上海ゴムは在庫増加基調の中で、ショートカバーが一巡したとみられ次の材料を待つ展開。OSEゴムは全限月で産地対比での割安幅が縮小、依然小幅に輸入採算を下回る状況も、週末の産地ではRSS大口成約があり、供給が安定化しつつあるとすれば、一旦下落調整が入っても良い水準だろう。また、国内指定倉庫在庫も緩やかに増加しているとみられ当先限の逆鞘幅も縮小していることから目先の在庫逼迫懸念は和らいだ可能性がある。来週は産地価格動向を確認しながら割安幅解消場面では利益確定を進め、再度割安感が強まり押し目買いを検討できる水準を探りたい。中心限月は370.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は30~40トン。1月17日の価格はキロあたり73.93~75.16バーツ、RSS号タイ主要港2月積価格は243.0~247.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月10日時点5,161トン(前旬比89トン増)。
12月上旬の入出庫は入庫1,146トン、出庫1,057トン。
◆展開予想
OSEゴムは大幅上昇、上海ゴムは中国12月の自動車生産・販売の好調さ維持する中でショートカバーが断続的に入り中心限月が17,000元台半ばまで上昇する中で、OSEゴム中心限月にも大口の買いが入り370円台を回復、その後も買いが続き一時は387.7円まで上げ幅を拡大した。株式は日本を除いて堅調、欧米はCPIの伸びが一服し緩やかな利下げ観測が相場を後押しも、日本株は日銀の1月利上げ観測が強まり軟調、商品は金・原油は大幅上昇も白金下落とまちまち、ドル円は155円台まで円高ドル安が進行している。
1月17日引け時点のRSS6月限(中心限月)は384.9円、TSR4月限(中心限月)は306.0円。週の高値はRSS387.7円/TSR306.0円、週の安値はRSS367.2円/TSR303.0円。
現物価格は381.5円程に大幅上昇、週前半にタイ南部洪水に伴う供給懸念の高まりによって急騰も週末に一部上げ幅を削った。上海ゴムは在庫増加基調の中で、ショートカバーが一巡したとみられ次の材料を待つ展開。OSEゴムは全限月で産地対比での割安幅が縮小、依然小幅に輸入採算を下回る状況も、週末の産地ではRSS大口成約があり、供給が安定化しつつあるとすれば、一旦下落調整が入っても良い水準だろう。また、国内指定倉庫在庫も緩やかに増加しているとみられ当先限の逆鞘幅も縮小していることから目先の在庫逼迫懸念は和らいだ可能性がある。来週は産地価格動向を確認しながら割安幅解消場面では利益確定を進め、再度割安感が強まり押し目買いを検討できる水準を探りたい。中心限月は370.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート