◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は40~50トン。1月24日の価格はキロあたり71.86バーツ、RSS号タイ主要港2月積価格は240.0~244.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月31日時点5,847トン(前旬比57トン減)。
12月下旬の入出庫は入庫465トン、出庫522トン。
◆展開予想
OSEゴムは小反落、上海ゴムは前週比小幅高も新規材料なく、また来週からの春節休暇を控えて方向感に欠け17,000元台でのレンジ相場となる中、OSEゴムは日銀による利上げ観測の高まりによる円高が重石となり中心限月は一時375.5円まで下落、週半ばの上海ゴム上昇に連れて380円台回復も前週比マイナスとなった。株式は世界的に堅調、早期の“トランプ関税”実現が遠のいたことがプラスに働いたか。商品は貴金属が堅調も原油は大幅下落、ドル円は一時154円台まで円高進行も一層の円高には繋がっていない。
1月24日引け時点のRSS6月限(中心限月)は382.0円、TSR4月限(中心限月)は308.0円。週の高値はRSS385.8円/TSR308.0円、週の安値はRSS375.5円/TSR303.0円。
現物価格は376円程に下落、タイでの天候懸念が後退し手持ち筋の売りが入り成約量も増加傾向にある。上海ゴム在庫は17万トン台を回復、取組は減少しており長期休場前のポジション整理が進んでいそうだ。OSEゴムは現物価格の下落により割安感解消が更に進展、一部限月は輸入採算価格近傍にあり、展開次第では新規入着があり得るだろう。一方で、1月10日時点の指定倉庫在庫は再度減少しており、低在庫状況への警戒も引続き必要であることからOSEゴムの割高感が強まらない状況での新規売りは危険だろう。来週は中国市場がほぼ休場なため手持ちポジションの調整に留め、様子見で良いだろう。中心限月は370.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は40~50トン。1月24日の価格はキロあたり71.86バーツ、RSS号タイ主要港2月積価格は240.0~244.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月31日時点5,847トン(前旬比57トン減)。
12月下旬の入出庫は入庫465トン、出庫522トン。
◆展開予想
OSEゴムは小反落、上海ゴムは前週比小幅高も新規材料なく、また来週からの春節休暇を控えて方向感に欠け17,000元台でのレンジ相場となる中、OSEゴムは日銀による利上げ観測の高まりによる円高が重石となり中心限月は一時375.5円まで下落、週半ばの上海ゴム上昇に連れて380円台回復も前週比マイナスとなった。株式は世界的に堅調、早期の“トランプ関税”実現が遠のいたことがプラスに働いたか。商品は貴金属が堅調も原油は大幅下落、ドル円は一時154円台まで円高進行も一層の円高には繋がっていない。
1月24日引け時点のRSS6月限(中心限月)は382.0円、TSR4月限(中心限月)は308.0円。週の高値はRSS385.8円/TSR308.0円、週の安値はRSS375.5円/TSR303.0円。
現物価格は376円程に下落、タイでの天候懸念が後退し手持ち筋の売りが入り成約量も増加傾向にある。上海ゴム在庫は17万トン台を回復、取組は減少しており長期休場前のポジション整理が進んでいそうだ。OSEゴムは現物価格の下落により割安感解消が更に進展、一部限月は輸入採算価格近傍にあり、展開次第では新規入着があり得るだろう。一方で、1月10日時点の指定倉庫在庫は再度減少しており、低在庫状況への警戒も引続き必要であることからOSEゴムの割高感が強まらない状況での新規売りは危険だろう。来週は中国市場がほぼ休場なため手持ちポジションの調整に留め、様子見で良いだろう。中心限月は370.0~390.0円を予想する。
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート