◆ファンダメンタルズ
【産地】ＵＳＳのタイ主要卸売３市場の一日の取引は３０～４０トン。２月２８日の価格はキロあたり６８．４８～６８．７３バーツ、ＲＳＳ号タイ主要港３月積価格は２３６．０～２４０．０セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、２月１０日時点６，７２６トン（前旬比３９１トン増）。
２月上旬の入出庫は入庫１，３３６トン、出庫９４５トン。
◆展開予想
ＯＳＥゴムは大幅反落、上海ゴムは特段の材料ないものの、商品全般安に連れて買い方の整理売りが優勢となり１７，０００元台半ばまで値を切下げる中で、ＯＳＥゴムは円高影響もあって中心限月は一時３５４．７円まで値を切下げたが、上海ゴムの下げ止まりと円高進行一服を受けて３５０円台後半での引けとなった。株式は世界的に大幅下落、トランプ大統領が来月からカナダ・メキシコへの関税を発動し、中国への関税も１０％上乗せすると表明しリスクオフの動き、商品も売り優勢で全面安、ドル円は一時１４８円台半ばまで円安ドル高が進行した。
２月２８日引け時点のＲＳＳ７月限（中心限月）は３５９．８円、ＴＳＲ５月限（中心限月）は３０３．０円。週の高値はＲＳＳ３７３．８円／ＴＳＲ３０９．０円、週の安値はＲＳＳ３５４．７円／ＴＳＲ３０３．０円。
現物価格は３５８円程に下落、産地では天候安定も減産期を控えて下落幅は限定的であったが、円高進行が換算値を押し下げた。上海ゴム在庫は１９万トン台まで回復し供給面の不安は徐々に後退、今後は需要動向が重要になろう。ＯＳＥゴムは今週の大幅安を受けて輸入採算比での割高感解消が進み割安圏に回帰、指定倉庫在庫は３，８００トン台を回復しているが、先限売り圧力が強く逆鞘幅は拡大している。来週は中国で全人代が開幕し政策内容次第では上海ゴムの変動幅が大きくなりそうだが、ＯＳＥゴムは円高圧力が強まらなければ割安圏にあることを踏まえて押し目買いを検討したい。中心限月は３５５．０～３７０．０円を予想する。
出所：みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】ＵＳＳのタイ主要卸売３市場の一日の取引は３０～４０トン。２月２８日の価格はキロあたり６８．４８～６８．７３バーツ、ＲＳＳ号タイ主要港３月積価格は２３６．０～２４０．０セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、２月１０日時点６，７２６トン（前旬比３９１トン増）。
２月上旬の入出庫は入庫１，３３６トン、出庫９４５トン。
◆展開予想
ＯＳＥゴムは大幅反落、上海ゴムは特段の材料ないものの、商品全般安に連れて買い方の整理売りが優勢となり１７，０００元台半ばまで値を切下げる中で、ＯＳＥゴムは円高影響もあって中心限月は一時３５４．７円まで値を切下げたが、上海ゴムの下げ止まりと円高進行一服を受けて３５０円台後半での引けとなった。株式は世界的に大幅下落、トランプ大統領が来月からカナダ・メキシコへの関税を発動し、中国への関税も１０％上乗せすると表明しリスクオフの動き、商品も売り優勢で全面安、ドル円は一時１４８円台半ばまで円安ドル高が進行した。
２月２８日引け時点のＲＳＳ７月限（中心限月）は３５９．８円、ＴＳＲ５月限（中心限月）は３０３．０円。週の高値はＲＳＳ３７３．８円／ＴＳＲ３０９．０円、週の安値はＲＳＳ３５４．７円／ＴＳＲ３０３．０円。
現物価格は３５８円程に下落、産地では天候安定も減産期を控えて下落幅は限定的であったが、円高進行が換算値を押し下げた。上海ゴム在庫は１９万トン台まで回復し供給面の不安は徐々に後退、今後は需要動向が重要になろう。ＯＳＥゴムは今週の大幅安を受けて輸入採算比での割高感解消が進み割安圏に回帰、指定倉庫在庫は３，８００トン台を回復しているが、先限売り圧力が強く逆鞘幅は拡大している。来週は中国で全人代が開幕し政策内容次第では上海ゴムの変動幅が大きくなりそうだが、ＯＳＥゴムは円高圧力が強まらなければ割安圏にあることを踏まえて押し目買いを検討したい。中心限月は３５５．０～３７０．０円を予想する。
出所：みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
