◆ファンダメンタルズ
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は40~50トン。3月14日の価格はキロあたり67.20バーツ、RSS号タイ主要港4月積価格は234.0~236.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、2月20日時点7,034トン(前旬比308トン増)。
2月中旬の入出庫は入庫1,389トン、出庫1,081トン。
◆展開予想
OSEゴムは横ばい、上海ゴムは中国2月の自動車生産・販売が買換え補助金の支援もあって前年同月比でプラス30%超と好調であったものの、全人代では追加的な経済支援策は示されず買い方の手仕舞い売りで続落となる中、OSEゴムはリスクオフ環境下で一時146円台まで進んだ円高の影響もあり中心限月に投げ売りが入ると一時は325.3円まで値を沈めたが、上海ゴム下落と円高進行が一服したことで前週引け値まで値を戻した。株式は米国以外が上昇、米経済運営への不透明感の高まりを背景に米国から資金シフトが起きているか、商品は金が史上最高値を更新し、貴金属・原油共に上昇、ドル円は148円台まで円安ドル高が進行している。
3月14日引け時点のRSS8月限(中心限月)は349.7円、TSR6月限(中心限月)は392.0円。週の高値はRSS350.2円/TSR393.0円、週の安値はRSS325.3円/TSR289.0円。
現物価格は350円程に下落も、引続き減産期を控えて先物対比での下げ幅は限定的であった。上海ゴム在庫は19万トン台後半で概ね横ばい、目先は中国発材料に乏しく原油等の他商品の値動きに連動しやすいか。OSEゴムは指定倉庫在庫が順調に増加する中で当先限は順鞘化、供給面での不安がより一層後退し、輸入採算比での割安感が強まる方向に動いている。来週は、短期間での変動が大きかったことで売り買い双方のポジション整理の時間帯となりそう、割安感が拡大する場面における押し目買い方針は維持するものの、広めのレンジを意識しながら慎重に取引を進めたい。中心限月は335.0~355.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は40~50トン。3月14日の価格はキロあたり67.20バーツ、RSS号タイ主要港4月積価格は234.0~236.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、2月20日時点7,034トン(前旬比308トン増)。
2月中旬の入出庫は入庫1,389トン、出庫1,081トン。
◆展開予想
OSEゴムは横ばい、上海ゴムは中国2月の自動車生産・販売が買換え補助金の支援もあって前年同月比でプラス30%超と好調であったものの、全人代では追加的な経済支援策は示されず買い方の手仕舞い売りで続落となる中、OSEゴムはリスクオフ環境下で一時146円台まで進んだ円高の影響もあり中心限月に投げ売りが入ると一時は325.3円まで値を沈めたが、上海ゴム下落と円高進行が一服したことで前週引け値まで値を戻した。株式は米国以外が上昇、米経済運営への不透明感の高まりを背景に米国から資金シフトが起きているか、商品は金が史上最高値を更新し、貴金属・原油共に上昇、ドル円は148円台まで円安ドル高が進行している。
3月14日引け時点のRSS8月限(中心限月)は349.7円、TSR6月限(中心限月)は392.0円。週の高値はRSS350.2円/TSR393.0円、週の安値はRSS325.3円/TSR289.0円。
現物価格は350円程に下落も、引続き減産期を控えて先物対比での下げ幅は限定的であった。上海ゴム在庫は19万トン台後半で概ね横ばい、目先は中国発材料に乏しく原油等の他商品の値動きに連動しやすいか。OSEゴムは指定倉庫在庫が順調に増加する中で当先限は順鞘化、供給面での不安がより一層後退し、輸入採算比での割安感が強まる方向に動いている。来週は、短期間での変動が大きかったことで売り買い双方のポジション整理の時間帯となりそう、割安感が拡大する場面における押し目買い方針は維持するものの、広めのレンジを意識しながら慎重に取引を進めたい。中心限月は335.0~355.0円を予想する。

出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート